HUMANOTEによる子供向け「思考プログラミング」教育ワークショップ
第三回子供プログラミング・サミット2018 in Tokyo
ナレルシステム株式会社

自由な言葉で、
考える様子も見える形で、
パソコンにまじめに考えさせるタイプの
世界で最初(?)の本格的な思考プログラミング環境(最新の無料教育版)のご提案

◆教育効果

A.「使ってよい」といわれた仮定や定理や公式を一つひとつ真面目に適用してみるだけでも、「多くの問題」が機械的に解ける(しかも、「答え」だけでなく、「理由」と「考えた道筋」も自分の言葉で説明できる)ことがわかり、「今もっている知識で問題を解いてみよう!」という自信に結び付く。また、「テストの問題文」や「説明のためのたとえ話」の中には、不明点(ブラックボックス、値の入っていない変数、等)があってもよいこと(=抽象的な議論・計算であっても場合によっては有用であること)が、子供にわかる。

B.四則演算を中心とする定量的な計算の組み合わせ(データフロー)と条件分岐(制御フロー)の定義だけがコンピュータプログラミングではなく、複雑な論理(自然言語による説明)についての推理・推論すらも、ある程度パターン化されていれば自動化できることを、子供たちに学んでいただく。これは、①好奇心さえあれば、疲れた場合や複雑すぎる場合でもプログラミングに助けてもらえること、②将来、自動説明・自動推理等によって人を助けるプログラミングをする側に回れることを、子供たちに意識させ、プログラミングそのものと文系学問へのモチベーションの向上を図れる。

C.論理プログラミングという思考文化(今だに人工知能の基礎である)の基本的な思考様式(命題、変数、構成要件(条件と効果)、(再帰的)三段論法、漸化式、等の考え方)に慣れ親しみ、Computational Thinkingの幅を文系分野にも広げ、適切な議論をなるべく見落としなく数え上げられる人材(公平なAI開発者や道徳定義者、政治家、警察官、すてきな「大人」)を養っていく。

◆このような教育効果をご理解頂くための先生向けワークショップ内容と画面例

D1.最新の無料教育版をまずは使ってみる(10分)/インストール、事実と質問(言葉方程式)の入力、事実とルールと質問の入力、根拠ツリーの見方、経過トレースの仕方

D2.理論的な説明(10分)/文字列の表現能力、構成要件(連立言葉方程式との関係)、漸化式と再帰、AND/OR/NOTの扱い
D3.演習1:漸化式を扱う(10分)
D4.演習2:アイディアの自動合成において科学的又は道徳的にあってはならない解を排除する(10分)
D5.演習3:価値観を定義して運用してみる(10分)
D6.演習4:人の作ったネット上のプログラム(事実や規則)を実行時に参考にできるようにする(10分)

◆「HUMANOTE」の特徴

「HUMANOTEによる思考プログラミング」は、 30年以上前にフランスで開発された論理型プログラミング言語「PROLOG」とその実行環境を、以下の観点で改善すべく、日本で0(スクラッチ)から開発したものです(純国産、石川県内の人材による)。

①ふだんの言葉で使いやすく.......(各国語、略語、造語、方言も可。いわゆる「オントロジー」が不要)
②ネットワークを活用しやすく.......(更新される事実だけでなくルールも集合知として動的にマッシュアップ可能)
③誰にでも論理的思考をプログラミング&活用しやすく.......(キーボードが使えれば子供でも、高齢者でも)

民主化された人工知能をみんなが活用する次の時代、 四則演算(~ALU)ともディープラーニング(DL)とも異なる「論理的思考」(構成要件、三段論法、等)は、 何世紀にもわたって社会を担ってきた文系学問の主要な思考様式でありつづけただけでなく、 再帰的な創造による正確な判断のためのこれからの人工知能プログラミングにとっても、あいかわらず「基本」であり、 「判断の理由や経緯を後から説明可能である」という (AIに重大な判断を任せたり人間が監査したりするために)不可欠な長所をもっています。

◆「HUMANOTE」の実績

1.2016年7月26日金沢市様主催のプログラミング教室の教材

2.2017年3月11日埼玉大学主催の論理型AIプログラミングセミナーの教材
3.2017年11月25日金沢市大徳地区商工振興会主催、フォルスパソコン教室にて
4.石川県「発明くふう展」2017年「奨励賞」受賞(操作可能な展示作品を発明好きな小学生十数名がむらがって6回ぐらいクリア)
5.石川県「発明くふう展」2016年「奨励賞」受賞(音声を認識して、再帰的三段論法などの本格的な論理思考をして、音声で答える汎用(用途を限らない)AI端末)
6.以下の特許、特許出願(関連する商標登録・商標出願は省略)
・基本特許6263858(国内、国際PCT/JP2014/005571)
・自然言語による論理プログラミング(=思考プログラミング)関連特許出願18件

◆「HUMANOTE」の試用版

各地で思考プログラミング教室を実施していただくための 永久無料基本機能オープンベータ版マニュアル
※サミット当日はより制限の少ない最新版をご利用いただけます。

◆「HUMANOTE」の動画(動作例、授業抄録)

当社の動画集ページをご覧くださいませ。

◆ご参考まで

◆自由文と自然言語の関係
→ https://www.slideshare.net/keisukebecome/ss-81216187
◆当社HP及びHP内の関連資料
→ https://knowrel.com/
◆MA2017用資料(アプリのバージョンが旧)
→ https://hacklog.jp/works/52631
◆UDC2017資料(RPGを制御するための論理プログラミングとなります)
→ https://knowrel.com/UDC2017/LinkedOpenRPG.html
◆参考:要素技術となる「LinkedOpenRULE」
→ https://www.slideshare.net/keisukebecome/linked-openrule-forknowledgeconnector201801112101

2018.2.8公開-2.10(09:42) 最終更新 Copyrights, CC-BY-ND-NY KnowrelSystem,Inc.